ディータ・アッカーソンは呪われた絵描きである。彼が生前に発表した唯一の作品。題名すら持たない、美しくも不気味な絵。その絵を買った持ち主は次々に病を患い、例外なく命を落としていったという。
数十年後、絵の前に立つ老女は語る。かつてのディータ
は好奇心旺盛な、普通の青年だった。しかし、ある日のこと。旅先で出会った二人の『人外』と一人の『少女』によって、彼は別人のように変わってしまったのだと。
『幸福を失った吸血鬼』と『幸福を嫌悪する悪魔』、そして『幸福を得る為に餌となった人間の少女』の三人が住む山奥の屋敷。そこにあったのは、一体……
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他小説投稿サイト『カクヨム』でも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-30 09:38:32
40027文字
会話率:50%
人間と吸血鬼が死闘を繰り広げる大人気漫画「ひとおに」にトリップし、うっかりプロローグで主人公を死なせてしまった少女の愛と謎と贖罪の物語。
※現在、タイトル左横の部数が誤って表示されています。
最終更新:2016-04-27 10:00:00
127903文字
会話率:51%