難易度が鬼畜過ぎてあっという間に過疎ってしまったフルダイブVRゲーム「ユートピア・エンド」。そんなゲームがオンラインサービスを終了したと同時に現実と交わり、様々な場所へ「異獣」と呼ばれるモンスターがあふれかえり、全世界は一気に混沌としてしま
った。
だがその影響か、人類は新たな世界に順応できる力「アルカナ」を手に入れ、何とか均衡を保っていた…。
が、そんな中で唯一、全世界で「ユートピア・エンド」を完全攻略した主人公「紅時彼方(あかときかなた)」は「世界の平和を守る!」なんてことなく、「俺TUEEEEEEEEE!!!」をしてみたい衝動を抑えきれず、自由に気ままにもう一度完全攻略を目指すのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 21:20:00
36369文字
会話率:47%
ブラック企業に勤めていた社畜、翁宗一郎はある日全てが嫌になり会社を辞めてダンジョン探索者になることを決意する。通例に倣って初期装備を整え、初級ダンジョンに入ったのだが、そこにいたゴブリンは何やら聞いていた話とは違い、えらく強そうな見た目をし
ていた。なんとか生き残り、血だらけで帰ってきた彼を、周囲はゴブリンすらまともに狩れない雑魚だとバカにするが──彼らは、そして宗一郎自身も知らなかった。宗一郎が入る時だけ、ダンジョンの難易度が爆上がりしていることに。こうして周囲も主人公すらも勘違いをしたまま、いつの間にか主人公が最強になっているようなそんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 22:19:43
11905文字
会話率:36%
「オープニングだけ見たら……明日塾で使う資料を確認し直す、ぞ……」
潤いのない社畜生活で唯一はまっているゲームでバッドエンドを迎え、やさぐれて寝落ちしそうになりながらも、デスクトップのカーソルを【始めから】に合わせてクリックした直後に世界が
暗転。
再び意識を取り戻すと、そこは何故か直前までプレイしていたゲームのオープニング場面。夢だと思って数日すごしたものの、目覚める気配は一向にない。
あれ、これはもしかして寝落ちじゃなくて死んだのでは?
しかしそれなら仕方がない。置かれた場所で咲きましょう。
せっかくあのゲームの世界に転生したのならやることはただ一つ。
今度こそ教え子のバッドエンド回避あるのみ!
そう意気込みプレイを続けるうちに事態は奇妙な方向へ流れ、育成系ゲームの世界が徐々に違う世界観へと変化していって――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-24 02:38:56
561013文字
会話率:38%