【あらすじ】
――この世界はバグに侵されている。
現代のあらゆる兵器をも退けた突然変異の虫の化物、〝鎧蟲〟の出現によって人類はその生存圏の多くを奪われていた。
そんな鎧蟲に唯一、対抗出来るのは鎧蟲とは異なる進化を果たした〝虫〟を宿す少女たち
、〝蝶妃〟だけである。
そんな蝶妃候補の一人である苧環アユミは、未だに蝶妃になれない現実に苦しんでいた。
友に歩んでいた筈の親友も離れ、憧れの人からは微塵も相手にはされない。
そんな絶望の日々は、鎧蟲との戦いによって死に瀕した際に終わりを迎える。
「無意味になんて……死んでやるものか!」
終わりを間近にして、少女はその身を蝶へと変じさせた。そして、その羽ばたきが世界に変革をもたらす。
これは運命に翻弄されながらも、過酷な世界を生き抜こうとする少女たちの物語だ。
※「カクヨム」様でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 16:49:16
81615文字
会話率:50%
貧乏暮らしを過ごしていたフリーター、「雄白 英(おじろ はなぶさ)」はある日甲冑を着た虫の化け物「鎧蟲」に襲われ、その運命を大きく変えた。英は人々を襲う鎧蟲に対抗できるカブトムシの鎧を身に纏い「甲虫武者」となり、虫が喚き蔓延る戦場へと身を任
せるのであった。
「我こそは、グラントシロカブト!!」
(旧題「丸太の戦乱」)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-08 18:01:38
1179368文字
会話率:37%
ロレンシア大陸。そこは今戦乱の世が訪れていた。
己の正義を掲げ、己の目指す平和を目指し、人は殺し合いをしていた。
戦場には異形である蟲者(むしゃ)の姿があった。――それは戦場の覇者である。
人と鎧蟲(かっちゅう)が『人蟲の契儀』を結ぶことで
誕生する異形の者。
人は力を手にしたことで争いが激化する。欲望が渦巻き、己の正義を掲げて戦う。
そんな世に、武神と呼ばれた一族がいた。
武神の一族は各国に助力を求められ、それを拒絶し、そして地を這った。
武神の一族という存在は歴史から姿を消したのだ。
そんな折、戦場に一人の魔王が降臨する。
黒と金の甲殻を纏う細身の蟲者。
それは戦場に陣営など関係なく死を振りまく死神であった。
世界の平和と嘯き、欲望を正義と言い変えた者がいた故に誕生した武神と言う名の魔王である。
武神の一族の名は歴史から消え、魔王と名を変えて表舞台へと現れた。
これは正義の刃を振う勇者の物語ではない。
これは復讐鬼の物語である。
*『がいちゅうぶしんたん』と読みます。
更新再開ついでにモーニングスター大賞タグをつけて見ました。
一般受けする作品ではないと思いますが、一期一会に見てくださった皆様に何かしらの感動してもらえればと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-20 17:03:39
54681文字
会話率:25%
この作品の練り直し作品→http://ncode.syosetu.com/n6421dc/
ロレンシア大陸。そこは今戦乱の世が訪れていた。
己の正義を掲げ、己の目指す平和を目指し、人は殺し合いをしていた。
そんな世に、武神と呼ばれた男がい
た。
武神は各国に求められ、それを拒絶し、そして地を這った。
武神の名は歴史から一度消え、再び表舞台へと現れる。
*タイトルは『がいちゅうぶしんたん』と読みます。
*当作品は魔法がでてきません。
*エルフもドワーフも獣人も出てきません。
*喋るでかい蟲と蟲と合体する人間が出てきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-11 23:05:05
41230文字
会話率:24%