明け方に、全身の鈍痛で目を覚ます「私」。
そこに現れたあるものの正体とは。
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最終更新:2024-03-25 03:35:23
581文字
会話率:25%
保月刹那は小説家志望のフリーターだった。
いつものように馴染みの喫茶店で執筆作業を終えた刹那は帰路につく。
その道中、道路へ飛び出した男の子を助けようと身を放り出す。
一瞬の鈍痛の後、フェードアウトしていく景色。次に目を覚まし
た場所は見覚えのない砂浜で。さらに、その背丈は子供のように縮んでいた。
そこで、海へと落下した2人の少女を救うために再び身を放り出す刹那。
小さな体格では2人を助けるのには紙一重で、そこへもう1人の少年の影。
どうにか、大人たちの力を借りて少女達を救う事ができたが、刹那自身も意識を失ってしまう。
それから時が経ち、里親の出張の都合で、幼少期に暮らしていた町に帰ってきた刹那。
転校初日の朝、今までの記憶と共に、もうひとつの記憶が芽生える。それは小説家志望の自分で、もう少し大人な自分。その不可思議に悩ませれながらも初登校をむかえた
高校2年の春。転校したその高校で出会う4人の生徒たち。
もうひとつの記憶と、塞いでいた過去の記憶。
そしてその世界の秘密を知る。
青春×微ファンタジー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-27 12:29:20
100258文字
会話率:34%
1年ほど前から不思議な体験をするようになった
眠りにつくたびに夢の世界へと迷い込む
そもそも夢なのか、それとも本当に別の世界――異世界にでも迷い込んでいるのかはわからない
わからない事だらけだが、この現象が夢でも幻でもなく現実に
おこっていることは確かだった
直感的なものではなく、五感からくるはっきりとした感覚的なもの、なぜなら――
「クリスにい起きろ〜」
「ブォッファ! ごぉふぇ、ゴボ、ゴホ、ゴホン、あー、アリスか」
「おはよう、お兄ちゃん! 今日もすっきりとした爽やかな朝だよ」
「鈍痛響く、どんよりとした濁った朝だよ、ったく」
――なぜなら、この程度で目覚めるような夢ではない
これが夢なら痛くも痒くもないはず、夢ならば痛みは伴ったりはしない
そう夢ならば――
夢でも現実でも伴ってたまるか!
そう叫びたくなる今日この頃
現実と夢、実世界と異世界
決して交わることのないふたつの世界
別々の世界で生きる兄妹の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 02:00:00
119464文字
会話率:40%
「んんっ……ふぅぅっ……ふぅぅっ……」
刻一刻と膨れ上がる、下腹を蝕む鈍痛に、もじもじと身悶える1人の女性。
自分では絶対に選ばない、ぴちぴちのホットパンツから伸びる足を、苦しげに擦り合わせる。
やがて彼女は、耐えかねたようにおずおず
と口を開いた。
「……お願い……次のサービスエリアで……止まって……っ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 13:32:35
7463文字
会話率:29%
アップした小説にどうせ評価もブクマもついてないのに、何度も何度も何度も確認してしまう。(特に朝起きてすぐ)
他の人の作品にケチをつけ始める。(こ、こ、こんなん全然俺のやつのが面白いじゃんか!)
好意的なコメントがつくと飛び上がって喜ぶ――と
いうか叫ぶ、てか泣く。
想像を絶するような将来の不安に襲われる。かといって今まで費やしてきた時間を考えると引くに引けない。
作家友達が欲しくて欲しくて仕方がなくなる。(作家は孤独との戦いですからね)
こんな感じで不安になっている方向けのメッセージです。
今これを読んでくださっているあなたは死ぬほど努力しています!
超すごい! めちゃくちゃ偉いです! 本当にお世辞も体裁も抜きで、マジですごい!
あなたは頑張っています!
どんな小説だとしても、書き上げて世に出すことがまずそうそうできることではありません!
あなたは努力しています! ものすごく頑張っています!
しかしこれを読んでいると言うことは、どこかで自信がなくなってしまったと言うことでしょう。
きっと書き始めた月の間くらいは、ものすごくモチベが高かったはずです。
「絶対に成り上がってやる!」
「どうしても俺はこれで食っていきたいんだ!」
きっとすぐに成果が出て右肩上がりに数字が伸びていくだろう。
秘められた才能が開花して、周囲を認めさせるんだ。
自分に対して大きな期待をして、それが数ヶ月経つと粉々の木っ端微塵に砕かれますよね?
本エッセイはそんな頑張り屋なあなたに送るメッセージ。
読み終わった後きっと胸に続く鈍痛と不安が減っているはずです。
一緒に作家を目指して、頑張りましょう!
あなたはきっと作家になれます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-07 12:30:39
5418文字
会話率:7%
「なんかあの転移者、毎回素材を欲しがったと思ったら奇っ怪なものばかり作ってるんだが」
「なにこれ、すげえじゃん」
特別扱いされなかった殿下が勝手に主人公を独房に押し込んで、看守たちは主人公が独房で作るものを楽しみにしてる話。
最終更新:2020-11-23 00:21:33
295文字
会話率:0%
異世界足るやしかし異端は毒となりて。
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最終更新:2020-11-22 16:41:11
1408文字
会話率:8%
ある日世界は変わってしまった。
けれどなにも変わらないまま変わってしまった。
(以前自身のTwitterで掲載していたものを手直しを加えた形で投稿しています)
最終更新:2020-11-21 01:37:20
2420文字
会話率:22%
普通の高校生、黒巣三汰は『サンタ』である。
サンタの役目はクリスマス前夜のクリスマスイブに子供たちにプレゼントを配ること。
サンタの仕事を終えた三汰は急な激痛に襲われる。それはプレゼントを届けるために使った力の代償である。ひどい
吐き気に頭痛。太い釘を打たれたような鈍痛が身体に走る。
耐えきれなくなった三汰はエルフのアシスタントに、痛みをなくす力をかけてもらう。
その力の代償とは、昔の記憶を失うことと、寿命の大きな低下だった。
幼なじみとの大切な思い出がどんどん失われていく。人格も少しずつ蝕まれていく。
その異変に少しずつ気づきだす、一途な幼なじみの女の子、いちご。
その大事なことをすべて伝えようとしないアシスタントエルフのサリア。
隠していたわけじゃないが、少しずつ三汰に心が惹かれていき、言い出せなくなる。
三汰がサンタになった理由とは。
サンタという存在に隠された本当の真実とは。
三汰の過去にあったサンタとの思い出とは。
とちょっと奇妙でちょっとエッチなサンタラブコメをお楽しみください。
第3話ぐらいまで読んでいただけたらおもしろいと思いますのでよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-13 19:56:03
17280文字
会話率:39%
現代技術の粋を集め開発された次世代汎用型ナノデバイス。
脳をCPU、及びドライブとして使用する事を可能とし、
循環する血液に子機であるナノマシンを注入する事により五感全てを再現する事が可能。
その登場により全てのオンラインゲームがVR化し、
急激な成長を遂げていくそんな時代。
その中で一際人気を集め、多くのゲーマーに愛し愛されたゲームがあった。
『Gramaire-グリモア-』
グレメラ大陸。
人間だけではなく他にも多種の種族がこの世界では暮らしていた。
その中から選ばれた種族の長が所持し、守ってきた十二冊ある魔道書。
だがある日、全ての魔道書は同日同時刻に姿を消した。
消えた魔道書を探し、選ばれた冒険者は旅立つ。
というようなありきたりの内容だ。
だがキャラクター選択時に設定した種族毎に違うストーリーを楽しめる点と、
他にも多くの要素がプレイヤーを沸かせた。
チートやツール等の使用が例外なく一切禁止されており、
そのおかげもあってか、コアなファンの数は瞬く間に増えていった。
そんな作品を愛する者がここにも一人居た。
高校三年のゲーム好きな主人公 樋井志人は、部屋の真ん中で拳を突き上げ咆哮していた。
「ラスクエ、クリアだああああああ! 長かったあああああ!」
志人がの視界に輝くゲームクリアの文字。
感慨に耽っている志人の前で画面が変わる。
<引き継いで二周目がプレイ可能です 転生パッチをインストールしますか?Y/N>
とだけ書かれたウィンドウが浮いている。
特に考えもせずやらいでか! と、嬉々としながらYをタップする志人。
『プレイヤーの人体構成データ及び、適用可能なパラメータをインストール中...』
奇妙なウィンドウが出たと同時に脳に凄まじい鈍痛が走り、志人は意識を失ってしまう。
次に意識が戻ると、彼はなぜか、回りを頑強な岩で覆われた洞窟の中に居た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-13 12:00:00
56988文字
会話率:43%
20XX年:東京。
いつしか人間は心をなくし、心をなくした人間は物と化した。
物達は決して喋ることはない。
聞こえる音はそこらにある機械達の鳴き声のみ。
そんな閑散としたビル街に佇む少年が一人。
彼の名は英介。
彼はそんな世界に絶望し、心
を捨てた。
そんな彼の前に現れたのは黒い山羊の顔をしたスーツ姿の男だった。
またその山羊の名前も英介。。。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-25 15:57:29
1130文字
会話率:2%
2050年、人類に歴史の転換点とも言える出来事が起きた。学者は隕石が近づいているとの結論を出した。人々はパニックになった。
だが、ここで奇跡が起きた。隕石は地球をぎりぎり当たらないくらいの距離でかすめて行った。みんなは泣いて喜んだがここで異
変が起きた。正確には、異変の始まりと行った方がいいのか。
隕石が過ぎた後、突如人々は頭に鈍痛がした。それも頭が割れるレベルのだ。
その鈍痛は次の日の昼、つまり隕石が過ぎ去った翌日まで続いた。
鈍痛が引き、人々は皆ほっと息をついた。
だが人々は気付いた。視界に映っている人の半数が、頭の上に獣のような耳を持ち、尻尾が生え、体の体毛が黒から様々な色に変わったと。
まるで獣のようになった人々は混乱し、なっていない人々はその光景を茫然と見ていた。
しかし、何も異変がない人々は……いや外見だけと言っておこうか、気付いた。
自分達の頭の回転や想像力などの思考能力、つまり知力が倍近く上がっているのを。
人々はこの現象を『超改革(コンバート)』と呼ぶようになる。
その中でもある部族がとても力が強大だった。
曰く、まるで物語の中のような力を使い、われらを守ってくれたのだと。
人々は彼らを『霊獣族レジェンダーズ』と呼ぶようになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-06 15:00:00
1364文字
会話率:0%
異能による犯罪に巻き込まれ、社会の影に生きざるを得なくなってしまった少女たちを、魔法少女として雇い、秩序を守るため奔走する組織――魔法少女派遣・イシュタル。
両親を失った救仁郷緋桐〈くにごうひぎり〉もまた、イシュタルに保護され魔法少女
となる道を選んだ一人だった。
そこで出逢った謎の少女・シルヴィアと共に異能事件へ挑む緋桐を、秘められた記憶、世界の闇、人の業……様々な運命が翻弄する。
戦いの果てに待つものは果たして悲劇だけなのだろうか。
魔法少女×武闘×百合……あとそれなりのバイオレンス。趣味全開でやりたい放題な伝奇アクション小説です。
以前投稿していた各エピソードは章設定を知らないまま始めたためにバラバラで読み辛かったので、新章突入のタイミングに合わせて一つに纏めることにしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-19 17:00:00
177805文字
会話率:46%
田守優子は私の親友。自作自演のお題に基づくお話です。
最終更新:2014-09-27 07:06:26
200文字
会話率:12%
沈黙のうたをうたおう!
最終更新:2013-07-01 21:59:44
338文字
会話率:0%
僕はどうなってしまうんだ――
僕はいじめられていた、我が身に降りかかる火の粉をしのぎ切れる
のだろうか?
キーワード:
最終更新:2011-07-18 03:00:33
3986文字
会話率:19%