中学三年生を卒業し、絶賛春休み満喫中の少年、俺こと音無 神楽は毎日の日課の簡易ライブをやり終えた。予想以上に時間オーバーしたため、急いで家に帰ろうとし、(ヤバイ時に)いつも通っている不気味な脇道を歩いている時、今までにないくらいの不気味さを
感じていた。恐怖に駆られた神楽は周囲を見渡すとまるでブラックホールの中にいるような感覚に苛まれた。だがそれでも、脳内音楽を再生し、足取りを軽くしながらも歩き続けた。が意識はそこで途切れた。
そして気がつくと幻想的な森の中。
少年はここから異世界を歩み、世界を変えていく、そんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-07 12:00:00
11542文字
会話率:48%