成人式に階段から転げ落ちたその男は、意識を取り戻した先で自称創造神と会った。
神「貴方は死にました」
男「いや、あり得ないでしょ」
まるで信じる気の無いその男を紐付きバンジー的に脅かして信用を得た神様は告げる。
神「お詫びに好きな
特性1つあげます」
男「そんな凄いの貰っても使いこなせる気がしないので、困らない程度のお金で」
しかし、転生先は素力と呼ばれるエネルギーを代価として扱う世界だった。
男「無難な所を選んだ筈なのに、何でこうなった?」
――それは、「世界救済して」とか「別に何もしなくていい」とか言われて送り出された男の異世界転生譚――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 17:29:08
690057文字
会話率:38%