クルマの前にゲロ・・
その後で降雪が・・
最終更新:2019-12-23 14:00:43
629文字
会話率:4%
高校二年になった瀧崎瑞葉は、悪友の莉奈に連れて行かれたカラオケボックスで一つ年上の先輩蔵下響人と出会う。
瑞葉はその週末に、父と訪れた遊園地。そこで一日中楽しんだのだが、最後に乗った観覧車
が頂点に達するとき―――――落下した。
瑞葉は病院
で目を覚まし、自身は軽傷で済んだのだが、それは父がかばってくれたおかげだという。父は意識不明の重体、なおかつ脊椎に重大な損傷を負っていることから、仮に目覚めたとしても全身麻痺の可能性が高いと医師から聞かされた。
瑞葉は全てを悔やみ、三日三晩悲しみに暮れた。泣き通しても、何も戻らないと知っていても。
三日目の夜、父のもとで泣きつかれた瑞葉が夜中に目を覚ますと、窓の淵には蔵下響人がまるで神のように佇んでいたのだった―――――。
響人と父は知り合いたっだ。それは響人の過去と密接に関係していたのだ。響人の悲しき過去と―――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-29 09:00:00
75998文字
会話率:59%