他者の不幸を、嘆きを、絶望を心の底から求める少年、イヴィルに、突如として前世の記憶が戻る。
その前世では正義感の強い人間だった。
しかし、今は醜い悪魔のような心を持った人間。
心の内では他者を貶めたくて仕方ないが、それを前世の記憶が許さ
ない。
しかし他人を助け、感謝されるような真っ当な生き方は、己の心が許さない。
相反する二つの意思を持ってしまったイヴィルの選んだ道は。
「俺には、自己犠牲の道しか残されていない」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-17 20:00:12
124360文字
会話率:29%
モンスターを狩るゲームを得意とする俺はゲームのやり過ぎで不摂生を続けていたためある日うっかり死んでしまった。だが死の間際に現れた醜い悪魔に唆され異世界に転生して転生先の世界でモンスター狩りを楽しむことになった!……のだが、この醜い悪魔がどう
も腹が立つ奴で………!モンスター狩りもゲームみたいにうまくいかないしストレスが溜まりまくった俺は醜い悪魔を虐待することにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-01 21:40:05
922文字
会話率:39%
生まれた時から醜い悪魔は、自分の家族や周りの悪魔から蔑まされて生きてきた。生きる意味を見いだせず、ただただ孤独な日常を過ごしていくだけ。そんな悪魔の心休まる場所が「豊穣の森」だった。人間たちが神聖な森と崇め、立ち入ることのできない森の中で、
ひとりでいることが唯一心が安らぐ時間だった。しかしある日、立ち入り禁止の禁忌を犯したひとりの少女と悪魔は出会う。人と悪魔、異なる種族であるこのふたりの出会いが、醜い悪魔の心を溶かし、生きる意味を見出していく。そしてその出会いが、今まで交わらなかった人と悪魔の運命の歯車を回していくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-09 22:06:14
91989文字
会話率:21%
かつて少年は憎悪した。家族は殺され、大切な少女すらも奪われた。
悪魔、そう呼ばれるバケモノが地表を支配する世界。人類種は地下へと逃げ込み、安穏とそれでいていつ終わるともしれない日常を過ごす時代。
そんな時代の救世主、悪魔を狩る鳥、レイヴンに
なった少年は決意する。
二度と自分のような悲劇を繰り返させないと。
そしていつか必ず、醜い悪魔共を殺し尽くしてやる、と。
※一章完結までは1日1話の連続更新となります。
※前に書いていた作品を改稿したものです、ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-12 23:30:43
34656文字
会話率:30%
唐突に現れた男は奇妙な質問をしてきた。そして答えられなければ魂を奪うと言う。
その理不尽に私は──キレた。
即興トレーニングで書いた短篇『質問でーす!』(お題:希望のむきだし、制限時間15分)に加筆修正を加えました。
短篇『醜い悪魔が恋を
した』(Nコード:N0891CK)と同じ世界ですが、前作とのつながりは全くありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-04 13:00:00
2758文字
会話率:35%
体中を虫が這い、黒と緑のマダラの肌と、鋭く不恰好な爪を持つ悪魔。
醜いその悪魔が、人の娘に恋をした。
最終更新:2014-11-26 20:46:10
6242文字
会話率:36%