小説『走れメロス』が主人公・メロスの竹馬の友とされる男の物語である。
名はセリヌンティウス
考えなしのメロスの暴走に巻き込まれ、メロス処刑までの身代わりとして牢に入ってやるお人好し。
煉瓦職人で弟子を持ち、煉瓦と同じよう地に足をつけた堅実な
生活を第一とする・・・と、思いきや!?
メロスを疑い始めたセリヌンティウスの衝撃の発言と、その一部始終を目撃してしまった
哀れな牢番・バシレイオスとの会話を、メロスは知る由もない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-16 19:53:59
2262文字
会話率:32%