毎週、聴いているラジオ番組。
「中島沙織のオールナイトニッポン週イチ」
その中の、人気コーナー「ネガティブ告白タイム」に、クラスメイトの女の子に告白しようとして、ハガキを投稿した僕。
だが、読まれたハガキは、僕が告白しようとした女の子のハガ
キだった。
彼女は、別の男の子に告白したのである。
しかし、彼女は、男の子にフラれる。
そして、今、僕は彼女とデートの約束をした。
彼女は、人に選ばれるという安心を選んだのだ。
人生は、選んでいるようで、実は、それは幻覚だ。
実際は、人に選んでもらって、流れていく。
ただ、1度も選ばれることのない人生もあるのだ。
大人の童話
エブリスタとカクヨムにも、同じものを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 08:45:28
5075文字
会話率:3%