我輩の名はアーノルド。自由気ままに生きる錬金術師である。
これは、生涯を帝国の繁栄と錬金術の研究に捧げた我輩と、優秀な仲間達の活動記録である。
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長期間にわたる亜人種との交流断絶により、技術的に衰退した帝国。
その帝国で、亜人種が遺した【模倣式魔法技術】である錬金術を、自らの信念と欲望に従い研究する。たった一人の錬金術師アーノルド。
彼の信念はたった一つ。“亜人種を含む帝国民全ての幸せを叶えること“である。
そんな彼の信念と錬金術への狂気的とも言える情熱は、周囲に多大なる迷惑と被害を与え、同時にそれ以上の恩恵を帝国に与えることになった。
だが、それも長くは続かなかった。
時の皇帝が亡くなると同時に、彼は錬金術の研究環境を取り上げられてしまうのだった。
既に生きる意味そのものと化していた錬金術の研究もできず、帝都から辺境の地へと送られ腐り果てるアーノルド。
そんな彼の元へ、当時の仲間が一人訪れることになるのだった。
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この作品は
錬金術師アーノルドとその仲間が織り成す壮大な冒険活劇……ではなく。
辺境の地で復活し、帝都へと舞い戻るまでの成り上がり記……でもない。
辺境の地で出会った者達との心温まる交流と、成長の物語……等でもない。
錬金術の研究のためならば見境が無くなる、鈍感で偏屈な錬金術師アーノルドと、そんな彼の元へとやってくる沢山の仲間達が織り成す、山も谷も無い気ままな毎日を眺めていくグダグダ日常系ストーリーです。
戦闘や恋愛要素はごく稀に発生しますが、基本的には平坦な日常生活と意味不明な理屈と行動が伴う研究活動がメインになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-06 16:16:03
1257847文字
会話率:49%
とある普通の高校に通う、表向き普通の主人公。だが彼はある理由で、日々に疲れていた。もう中退しちゃおうかな、なんて考えながら校長のありがた~い話(笑)を聞き流していたら、突然光で視界が塗りつぶされる。さては校長の頭か!なんてバカなことを考えつ
つ、光の原因の床を見てみると……「召喚魔法陣だと!?」 これは全く危機感のない緩い男の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-19 12:41:21
59194文字
会話率:55%
世界が嫌いで人が嫌いで(例外もいる)早く死にたい主人公竜山樹は、ついに屋上からの飛び降りを決行した。
しかしその命は一人の美少女によって救われてしまい、なりゆきで5人の自分と同じような境遇の、霊魂を成仏させる羽目に……。
5人の美少女霊魂
と死にたがりの少年の奇跡の物語が今始まる。
(1話から12話までかなり他の人の作品と比べて、進行遅いです。あしからず)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-01 12:29:20
86513文字
会話率:41%