これは、連なる物語の一つであり、長い時間を永遠に巡る者が、最期を知るために織りなす物語。
最強と呼ばれる『りゅう』がいかにして妖精族の長であるさくら姫に出会い、このあとに連なる物語で必要不可欠な『ソラ』の育て親になるのか。
最期を紡ぐために
動く、ただ一人のその者が描く物語は果たして何を意味するのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 20:40:56
9764文字
会話率:29%
ここは賑わいを見せるとある酒場
その一つのテーブルに男が二人、酒を飲みながらなにやら語らっている。
「そういや隣町で聞いた話なんだが、こんな話知ってるか?」
男は辺りを見回したあとに声を潜めて言った。
「双月の晩にはな……」
これは
、双月の晩に連なる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-17 18:54:12
146837文字
会話率:56%
アダムとイヴが去った後のエデンの園に〈冬〉の気配が漂い始める。いつになく冷え込む夏に、時を同じくして人魚の王国では未曽有の危機が迫っていた。島の地下深くで眠る〈龍〉と同じ時代を生きた古き生き物が姿を現した理由とは――
前作『天体運航韻律
再現譜』の数万年前。これは、いずれ〈冬〉へと連なる物語
※この作品は新進気鋭の小説サイトScraivにも掲載します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-25 08:47:30
5428文字
会話率:32%
数年前まで、世界を救う勇者だった「彼」。
長かった戦争に終止符を打つべく、彼は最後の戦いを挑む。世界を救う最後の希望となっな彼等は、決意を胸に、一歩を踏み出す。
……しかし、彼の物語は終わらなかった。一度は救えたのだ。だが、最早彼は、
勇者では無かった。
今度こそ「本当に」守る為に、大切な者を守る為に、彼は、やり直す事にした。人の道に戻れなくても、大切な人達に罵られようとも、止まれないのだ。
今や世界を支配する彼は、二度目の運命を歩き始める。必ず、正解の道を選ぶのだ。
彼は、理想を叶えるため、大切な者達と、敵対する。何を犠牲にしても。
※筆が遅いですが、物語の完結までお付き合い下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-03 21:47:46
6135文字
会話率:34%
神話の時代から連なる物語。その一連の流れを切り取るのであれば、現在に一番近い物語を語ろう。それが始まったその物語を。
ある日、アメリカの一都市が消えた。その後に続く物語を断片的ではあるが、すこしづつ綴る。古代アフリカよりの因縁というべき事柄
から、未来へと続く物語。
人の生まれた理由。存在することの理由。それらをからまった糸をほぐすように
伝える物語の始まり。希望を選択する最後の日までその物語は続く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-20 23:29:54
14676文字
会話率:10%
──それは尋常ならざるもので、或いは単に別々の道を辿っただけのもの。
かつて彼らは大きな災いに巻き込まれ、多くのものを失った。
家族、友人、想い人……そして記憶。
それから十年。少年は魔術師の家に引き取られ、少女は魔術師見習いとしてそれぞれ
の道を歩いていた。
失意、慟哭。弔意、虚脱。
今日も世界は歯車を回し続ける。人は、目に映るものが真実と信仰する。
これは失いながらももがき、故に上手く噛み合うことのできない者達の、魔術と魔法と、願いが連なる物語──。
(※一時取り下げていたN2127BXの再掲版です。自ブログにも掲載中です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-18 18:00:00
105820文字
会話率:23%