松戸エミコ、15歳――。美少女フィギュアを何よりも愛するプラスチック女子。入学した高校で造形部を作って華麗に造形師デビューを目論むエミコの前にまさかの本物(リアル)美少女が! 美少女の名は立花寿。白雪のように可憐でいて超絶技巧のプラモデルの
腕を持っていて――!? 二人はさっそく造形部を立ち上げるのだが―― ちょっと残念微妙なヲタク少女の出逢いとプラスチックな青春を描く、友情以上百合未満、箱積み系ガールミーツガール。
※「プラスチックアイドル ~硝子の魔法を夢みるプラスチックガール~」の続編になりますが、それぞれ完結したエピソードになりますのでどちらから先に読んでも問題はありません。
※この小説にはマニアックな描写・パロディがそれなりに含まれます。元ネタがわからなくても将棋マンガを読むようなノリでなんとなく察してください。また元ネタに対して他意はございません。作者はみんな大好きです。
※この小説は「カクヨム」にも掲載しています(カクヨム掲載verは台詞の前に前後に空白改行ありです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-19 18:00:00
60471文字
会話率:47%
喫茶店、Cafe Shelly。
ここで出される魔法のコーヒー、シェリー・ブレンド。
このコーヒーを飲んだ人は、今自分が欲しいと思っているものの味がする。
このコーヒーを飲むことにより、人生の転機が訪れる人がたくさんいる。
今日のお客様は
看板屋の父が嫌いで、高校の造形部で部長をやっている紗季菜。
今、巨大ジオラマ製作に取り組んでいるけれど、一年生の忍の反抗もあって部がばらばらの状態。
そんなとき、父にテレビ取材の話がきて、巨大ジオラマづくりを指導することになった。
けれど父親嫌いで、かつ部がばらばらの状態でどうすればいいのかわからない紗季菜。
そんなとき、顧問の先生からカフェ・シェリーのマスターに相談することをすすめられる。
紗季菜はシェリー・ブレンドに何を教えられ、どんな選択をするのか?
この作品はAmeba Blog(https://ameblo.jp/cafe-shelly/)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-07 11:26:48
15393文字
会話率:55%