ある時までの記憶を失った少年・阿曽。
彼は突然現れた少女に殺されかける。―――『鬼』である。そんな身に覚えのない理由で。
逃げきれないと諦めかけた時、阿曽を助けてくれた青年がいた。
彼は、『鬼』の証左である紅い瞳を持っていた。
中つ国と呼
ばれる地上世界、更に高天原、黄泉の国を舞台に、阿曽と仲間たちの冒険が始まる。
鬼の名を持つ温羅、地祇である八岐大蛇。そして、天津神である須佐男。
頼もしく温かな彼らと共に、堕鬼人を巡る謎と阿曽自身の謎へと迫っていく。
日本神話の登場人物たちと出逢いながら、阿曽は真っ直ぐに己の運命と対峙する!
※カクヨム掲載作品。自主企画から生まれました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 17:30:00
13126文字
会話率:60%
目を覚ましたら、名前すらない少女になっていた。
前世の記憶はある。でも、ここはどこなのか、なぜここに来たのかもわからない。
寒さと飢えに震えるだけの“わたし”を拾ったのは、この国の第一王女――クラリス・アルセインだった。
「あなたには、
名前が必要ね。今日からあなたは“アイリス”。そして、わたしの次女として生きなさい」
突拍子もない宣言に戸惑いつつも、与えられた名前と居場所は、少女の心に確かな灯をともす。
しかしその“次女”という立場には、どこか違和感があった。
クラリスの視線は、やさしすぎて、強すぎて、少しだけ――こわい。
彼女はただの姫ではなかった。
わたしに名前を与え、部屋を与え、生活を支配していく。
やがて、触れる手、囁く声、すべてが檻のように思えてきて……。
けれど、なぜか逃げきれない。
姫様のぬくもりは、怖いのに、あたたかい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 17:00:00
43995文字
会話率:29%
ヒロインが務める職場に潜むヤンデレ男性から逃げられない話です。
選択肢によってエンディングが変わります。
初めての長編小説、不定期更新。最後まで構成ができていますが、如何せん小説を書くことに慣れておらず苦労しています。
他サイトでも掲載し
ています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 23:04:43
6176文字
会話率:4%
遥か古来より、異世界から渡って来た転移者や転生者は、前世の記憶を持つと共にチートと呼ばれる神から与えられた能力を持つ。
善意ある者も居れば、悪意ある者も居る。
度重なる悪意ある者による犯罪で、罪無き人々が犠牲になる事件に世界各国は決めた
。
悪意ある転生者、転移者には相応の裁きと共に死を与えることを決めたのだ。
彼等を狩る者達の事を人はこう呼ぶ。
断罪執行官ーチートイレイザーーと。
チートイレイザーからチート達は逃げきれない。
チートイレイザーは今宵もチートを狩る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 09:00:00
10735文字
会話率:31%
大好きなパルクールがしたくて、家出同然で東京にやってきた14歳の少年"カナタ"。
彼は、上京初日に立ち寄った廃ビルの中で、警察とヤクザの癒着現場を目撃してしまう。
執拗な追跡に対し、カナタはパルクールを駆使して逃走
。しかし、敵に警察がいては逃げきれないと判断し、立ち向かうことを決意する。
偶然の出会いから、そんなカナタを助け支える姉弟がいた。
人嫌いを必死に隠し、弟を育てるため懸命に働く15歳の姉"サナ"。そんな姉を将来養うため、いろんな知識を貪欲に学ぶ10歳の弟"オミ"。
追われる日々に終止符を打つため、「貧乳」「変態」「胸焼け」と罵り合う3人がヤクザと警察に立ち向かう。
これは、後に"現代の忍者"と称えられる、少年少女の物語である。
※※※※
本作はバトルアクションを目指しています。ただし、目からビームが出たり、拳が唸って光ったり、何もない空を駆けたりは致しません。一般的な物理法則と、常識から半歩逸脱した身体能力に準拠しています。あしからずご了承ください。
作者ツイッター/https://twitter.com/dZvKbi5Ni9MGbqN折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-13 10:16:11
267041文字
会話率:41%
セザールタウンに存在する名門校、セザール学園を首席で卒業したカイル・レヴィン。
卒業と同時にホールス・ソーラと言う長剣を託され、5つのアーティファクトを探して欲しいと学長に頼まれ冒険者としての舞台に上る。
また、次席で卒業をしたルッカ・ラン
ティスも同じくキース・クレッセントと言う杖を託されカイルと共に歩むのであった。
初めての依頼を難なくこなし、ヴァイス・リッターと言う冒険者達が集まるパーティ・ギルドの人に所属。
仲間達と過ごし、暫くしたところでアーティファクトの1つである【賢神の石】を発見する。
だが、【賢神の石】はかつてセザールタウンがあるルシド大陸を救った英雄の、1人の精神として込められた物であった。
【賢神の石】に触れたカイルは、自分が【賢神の石】の子孫である事を知る。
しかし、【賢神の石】に精神を支配されそうになった所で仲間の手のよりそれを回避、一旦は事無きを得たのであった。
【賢神の石】は、自分の野心に共感出来る人間を見繕い、自らの力をその者に委ねる。
力を得た物は魔族の様な姿となり、セザールタウンを襲撃、多数の建物を崩壊させるが冒険者達の手により退けられる。
だが、後日カイルがルッカと自宅に居た所、【賢神の石】の力を受けた者からの襲撃を受ける。
何とかしてヴァイス・リッターへと逃げ様としたが、実力が足りないため二人では逃げきれない。
その事実を悟ったルッカは、こうなったのは自分のせいである事、英雄の子孫である人間が生き残るべきとカイルに告げ、自らの命を犠牲にする事でカイルが生き残る事には成功する。
が、カイルは【賢神の石】よりルッカの命を呼び戻したければ自分に従えと言われる。
しかし、【賢神の石】に従い人間を裏切る事は出来ないカイルは【賢神の石】の申し出を断った。
↑ここまでが執筆済み
↓雑プロット。
しばらくカイルが葛藤。
【賢神の石】の力を与えられた敵を倒す。
何らかの理由により、【賢神の石】の力を使う事を決断しルッカを蘇生させるが自分は魔に落ちる。
1巻終了。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-18 01:00:00
97869文字
会話率:43%
ここはほとんどの国民が黒髪の国ルアード。
この国の森の奥地で暮らす、最愛の母を失った孤独な少女「ルネーテ」。
ある日ルネーテが出かけた街で「アル」と名乗る男性と出会い、少しずつ孤独を癒していくけど、実はアルはこのルアードの王太子で…?
「
やっと見つけた…もう逃がさない」
「…………????」
あれ?なんで私捕まってるの??!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-21 21:02:09
3027文字
会話率:33%
そんな瞳で私を見ないでーーー。
年の差8歳。大学1年生と小学6年生の恋愛なんて成り立たない。
親同士が勝手に決めた。でも年下のあいつは本気にしているみたいで……。
のんびりまったり更新していきます。文字数がまちまちなので悪しからず。
アルファポリスでも同タイトルで連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-18 21:00:00
21361文字
会話率:31%