これで紗花は、固く産む決心がついた。
学校へは病欠届を理由にして届け出し留年をして学業をつづけることにして……。
ちょうどこの頃、紗花の身の上に結婚話が湧き上がった。
相手は現在夫となっている神田春造である。
その後は時だけが過ぎていく……
今になって彩花は、その後の生き方について、意を決していた。
わたしは「いつか必ず働いて日葵を取り戻したい。だから大学に行って高額なお金を稼げるようなるのではと進学を計画していた。
丁度その時に卓くんと知り合いになって、この人なら信頼できる人かも、って思い立った。
弁護士さんだしタイプもオケなのでアパート代貸してと頼んだのであった。
当然アパート後も卓くんとなら金銭共々優しさも援助も得て万事が幸せにいくはずと算段するに至った次第である。
しばくして、卓くんは彩花に一入心情を寄せることになってきた。
紗花は、まだ子供だった時から云うに言われない苦労をしてたんだなぁ……沢自身の苦労に重なり合ったこともあり、彩花が話し終わった様子には、どこかにかスッキリした安堵感のような姿に、彩花、傍に居た卓も共々、映って見えた。
「オオッ!寒っ!」。スタバを出た彩花は卓の上着のポケットにサッと手を潜り込ました。
「温っか!」
卓も紗花のポケットに入れた。
「愛が伝わるわ~……このままポケットに入って小人のお人形さんになったりして。なんちゃって」と、お道化顔して、ニッコリ一言。
「(卓)あらぁ、何じゃこれ? 睡眠薬とちがう? やめな!こんなの使うの。量を間違うと死んじゃうことだってあるんだよ」とポケットの小瓶を取り出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 14:04:36
40171文字
会話率:30%
私は、アルメリア王国と呼ばれる国の姫にしています、「ルーナ・アルメリア」です。
そんな王国は、ある日の深夜に長年国王の父を支えてくれた宰相が謀反を起こして、急遽国から追われることになった。
「なぜ?どうしてあんなに優しかった宰相が?」と戸惑
うが護衛隊長のアンナとなんとか王都を逃げだすことに成功する。
そんな私は、追っ手に見つかり、アンナが囮になることでなんとか逃げることに成功する。
だが、数日昼夜問わずに飲まず食わずで逃げ続けた私は、力付き倒れてしまう。そんな私を救ってくれた、赤髪が特徴的な少年。2人で過ごすうちに少年にだんだん心惹かれていく。
でも、私は、国から追われる身……
宰相の謀反により国から追われることになった王女とそれを助けた赤髪の少年による、ラブストーリー。
相手は、一国。でも、僕は、髪を守り抜くと決めたから……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-21 15:00:00
66379文字
会話率:42%