死神にもいくつかのタブーが存在する。一つ、人間の寿命を延ばしてはならない。一つ、人間との間に子をなしてはならない。一つ、タブーを犯した死神を匿ってはならない。タブーを犯した死神の末路はいつだって悲惨なものになる。
この話は、タブーに触れて
しまった、はぐれ者の死神たちのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-07 22:21:28
62586文字
会話率:54%
それは四つの断片である。
彼ら、もしくは彼女らは『せかい』を越えた。
ひとりは、剣と魔法の不思議なせかい。
ひとりは、荒くれ者が集う海のせかい。
ひとりは、雪の舞う法と秩序のせかい。
ひとりは、血なまぐさい戦乱のせかい。
それぞ
れのせかいは独立して存在し、しかしながら共通した「監視者」によって、監視されていた。
「監視者」はただ、見ているだけだった。せかいの営みを、流れをひたすらに眺めているだけだった。
監視者には使命があった。そのせかいの営みと、その流れを護ること。それを阻害しようとする、異物を処分することである。
つまり、異世界転移して原作を改変したら殺されます。
【2020.5.25修正】『越界』を『ワタリ』に変更しました
【2020.6.6修正】題名を変更しました、我ながら長え!とは思いますが悩みに悩んだ折衷案。
『迷鳥』→ 『突発的空間転移における傾向と対策およびその事例』
【2020.6.11修正】閲覧数が減ったので題名を再変更しました。朝令暮改万歳。
『突発的空間転移における傾向と対策およびその事例』 → 『原作を改変したら殺されます』
【2020.7.16】10万字いったので「キネノベ大賞1」に応募、キーワードに追加しました。
(*`Д´)ノレッツトライ!
※少々物騒な言葉遣いを多用しております。
※現実と混同せず、読者の皆さまは綺麗な言葉を使ってください(なんの警告?)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-17 17:36:32
158699文字
会話率:36%