コーヒーを片手にパネルに指を滑らせ輪廻の法則と魂の流れを管理をしている男と、男の住んでいる館に迷い込んでしまった金髪青眼の美青年。
運がよかったのか、その管理者は寛容であった。
さぁさぁ、お立会いください。
これは死人と神のなりそこないの話
だ。
それが甘いか苦いかはわからない!
このお話をごゆるりとお楽しみくださいな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-20 14:42:58
4223文字
会話率:18%
自分の生きている価値は一体なんだろう。なぜ生かされているのだろう。
人間は死んでしまったらそこで終わり。人々の中の記憶の中でしか存在出来なくなってしまう。それではなんの価値も__。
地位も、名誉も、力も、自分の命さえも捨てた青年キルト・マ
ズオニアは旅の途中でひとりの青年に出会う。家族を殺されたと話すその青年は全く自分と反対の性格をしていた。幼き日の自分の“過去”、“罪”を受け入れていこうとするが、現実はそう甘く優しいものではなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-13 00:01:08
14581文字
会話率:41%