ある男を一途に思い続けた主人公の結婚初日の物語+α。
そして、主人公を狂うほど愛した夫の束縛の日々の前奏曲。
「私を邪険にされないのでしたら、いくらでも愛する方を作ってもよろしいのです。子供も作ってくださって構いませんわ。私、きっとその方々
とうまくやっていけると思っていますもの」
「それができないと申し上げているのです。
・・・・・・まあいいでしょう。子ができればきっと貴女も子に愛情がわき、私から逃げようなどとは一生思わないでしょう」
象徴の花はハハコグサ。花言葉は「私を受け入れてください」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-06 00:00:00
4688文字
会話率:37%