第六次世界大戦の戦場。使い捨て戦力にすぎない一兵卒の俺は、軍用の量産型ロボ『ジャイーゴ』に搭乗して民間人をかばい、敵ミサイルに被弾するところで謎の光に包まれ愛機ともども異世界へ転移した。そこはマップに存在しない山の中。ジャイーゴに搭載された
サポートAIと会話しながら、俺はやむなくソロキャンプをはじめる。機中泊である。これは、戦場の塵と消えるはずだった軍用ロボ操縦兵が、その量産型の愛機で異世界の巨獣を狩りまくり、喰いまくり、機中泊ソロキャンプで異世界を巡りまくり、あまつさえ美女を抱きまくるかもしれない男の夢と希望と愛とに満ちた極上サバイバル・スローライフ! ……だといいんだがな、たはは。しがない元一兵卒に、グッドラックを。そしてやがて、ラブ&ピースか? まあ少なくとも、そう――。俺はまだ生きている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 19:14:09
7208文字
会話率:30%
人類が地球を放棄してから数百年。人々は月に生活拠点を移し、細々と生存していた。
軍を退役し、宇宙作業船の操縦士をしている壮年の男性ダンと、
ダンのもとで生活しながら実務教育を受けていた青年ナナクは、
宇宙に散らばる人類の遺物を回収することを
生業としていた。
ある日、遺物回収のために巨大な廃棄宇宙ステーション内部を探索していたナナクは
突如として軍用ロボットに襲われてしまう。
しかし逃げて迷い込んだ先で、眠ったままの少女に出会う。
彼女は目覚めた途端に、圧倒的な強さですべての軍用ロボットを破壊してしまった。
その少女の正体は、かつての人類が最終決戦用に生み出した戦略兵器プラットフォーム
「ALICE Frame 試作零号機(プロトタイプ)」
だったのだ。
規格外の戦闘能力を持つその少女をきっかけにして、
廃棄ステーションの秘密、そしてナナク自身に隠されていた秘密が徐々に明らかになっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-24 08:33:07
378119文字
会話率:51%
独身暮らしの山中大茶へと父から一体のロボットが届けられた。それは軍用AIの男性をロボット娘の体に移植した肌と肌を合わせる教材だった。ロボット娘は自分でチマキという名前を選ぶ。大茶と男の頭脳の入ったロボット娘とのちぐはぐな共同生活が始まる。
最終更新:2019-05-14 20:19:59
25187文字
会話率:52%
突如出現した人類の天敵種、ソルとの果てしない絶滅戦争。
擦り減る兵力、崩壊寸前の戦線、黄昏の時代を必死に生きる若者達。
駆け抜ける戦いの意味、命の価値すらあやふやなその地獄の最中、
人類統合軍の兵士、エレオノールが目にする過酷な戦場。
彼女が見出すのは果たして希望か絶望か。
彼女は強大な魔導兵だが、
その手に掴む事が出来るモノは極僅か、小さな戦術的勝利のみ。
赫奕たるエースですら、血みどろの戦いの行く末には戦略的意味のある
支配的影響を与え得ない。
2025年、ガレリア中部。
人類種の残存を賭した作戦が深く静かに幕を開ける。
※Arcadiaさんで投稿していた小説の重複投稿です、
よりしっかりと煮詰めてきちんと楽しめますよう頑張ります。
どうぞご指導ご鞭撻、お付き合いをよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-19 02:00:34
60693文字
会話率:32%