羽地悠日本情報軍少佐の言い渡された任務はミミック作戦というアンドロイドの軍事転用計画だった。
巨大企業と民間軍事企業が支配する腐敗と暴力の渦巻く異世界で、羽地と彼の『相棒』はその人心の荒れ果てた世界の中で模索する。その魂のあり方を。
そして、アンドロイドは彼女の望むものを得られるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-24 12:10:04
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会話率:51%
俺の仕事は人殺しだ。この世界で数少ない殺人を正当化された職業──軍人として、国家のためにという名目で山ほど殺してきた。男も、女も、老人も、そして子供たちも。
だが、今回ばかりは話が違った。
俺が殺せと命じられたのは人ではなかった。
最終更新:2017-10-04 02:04:34
13298文字
会話率:44%