20XX年、山岳地帯の道路、いわゆる「峠」は、自動運転車とバイパスの発展により、交通網としての需要が下がる一方、自動運転の普及によりドライビングに飢えた者達への需要が高まった。
「峠」は、一部の交通法規が緩和され、ドライビングを楽しむ場へ
と変貌を遂げた。
ドライビングに飢えた者達、いわゆる「走り屋」は、この「峠」に集結し、日々腕を競い合っていた。
これは、とあるクルマ好きの青年が「峠」で伝説的な存在になっていく姿を綴った物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-14 14:15:57
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