遥か昔…この世には人ならざる力を持つものと人が共存していた。
人ならざる力を持つもの達は自分達よりもか弱く短命なその存在を慈しみ、その力を持って守っていた。また人も人ならざるもの達が持つ力によって生み出される豊かな自然の恩恵を受けていた。
互いの存在を認めあい、その存在を疎むものはいなかった。だが…とある時、人ならざるものが持つ力を奪おうとする人が出始める。人ならざるもの達はその事に驚き、深く嘆いた。その中でも特に力の強かった神はこう叫んだ。
ー我らはそなたらを慈しんだのにー
その叫びは地を切り裂き、激しく大地を揺すった。そのため、人と呼ばれる存在達は小さな陸地で暮らさざるを得なくなった。
ーそしてー
人と共存し、その命を慈しんでいた人ならざる力を持つ者達はこの世界から旅立った。一部の人はその事を深く嘆き、その血を受け継いだ人々はその存在を“神”として崇めることなる。
ーそれは誰も知らない国譲り神話ー
そして、時は国譲り神話からはや幾年…
そんな事をすっかり忘れた人々の中には神の威を忘れ、神と繋がる事の出来る場所“神域”を侵すもの達が溢れていた。その事に怒った神々は“怒り”を“自然災害”という形で人に知らしめていた。
そして……とある巫女が託宣を聞く
ー傲慢なる人の子よ我らの怒りを沈めよ、さもなくば近きうちにその地は海に沈むだろうー
それを聞いた、人ならざるものの力を現代まで繋ぐ人々はとある決断をする
これは人ならざるもの達の力を受け継いだ少年達が日夜、繰り広げる戦いの物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-27 08:33:09
10334文字
会話率:46%
つまらない世界だとおもいファンタジーや超現象を願っていた男が、大変で残酷なこともある
色んなことに巻き込まれる話。
最終更新:2017-08-24 11:23:53
1251文字
会話率:16%
新しい生活を求めて一人暮らしを始める|六興 裕太《むくみ ゆうた》は、奇妙な噂を耳にすることになった。それは、金沢で起きている幽霊的な超現象、そして、素手で人助けをする幽霊。幼馴染の友人である|立花 亮《たちばな りょう》にこの話をする
と、その正体を突き止めに行こう、という話になった。偶然通りかかった建物に異様な気配を感じた六興、その建物で見たものとは――
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最終更新:2015-01-04 23:45:31
647文字
会話率:32%
ある日空から光を放ちながら隕石が降ってきた。その光を浴びた人間は不思議な力でを手に入れ、人々はそれを魔力と呼ばれ、そして、魔力を使い超現象を起こす事を魔法と言った。それから世界は科学と魔法を両方発展させて行った。
それから300年過ぎ、世界
は魔力を持つ人間しか居なくなった。
ある日少年の家にある組織が襲撃した。そして少年は両親を失い、死ぬ前に父親から自分たちを殺した組織の名前を聞いた。それから少年は自分の心と顔に仮面を付け、復讐を誓った。
※処女作です。暖かく見守って下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-18 23:48:38
19491文字
会話率:55%
無気力無関心、高野靭(こうやゆぎ)。男子高校生になりたての俺だけど、なんだか近頃、俺のまったりぐだくだライフに危機が訪れている。言う師だとか変な奴らが現れて、“鬼払い”だとか言われて、…えっ!? 異母姉弟のお二人はどっちの味方よ!? 「とり
あえず、コーヒー牛乳はセパレートに限る!」…なんてささやかに主張してみたり。――日常の大切さを思い知る話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-10 08:50:54
7928文字
会話率:20%