星野玲華は、ちょっとばかり厨二病な社長令嬢。
普通の高校をしている彼女には、一つだけみんなと異なる力があった。玲華は『天啓』を授かり、起こり得る可能性を予測する、というものだ。彼女はその力を『幻星の詔』と呼び、日常のちょっとした場面で活
用していた。
例えば『占い』と称して、親友の恋愛をサポートしたり。
例えばオカルト研究会で、少し偉そうに振る舞ってみたり。
もっとも、それは日常のスパイス。
彼女は今日も平穏な暮らしの中、ちょっとだけ非日常を経験していた。
「それにしても、みんなノリが良いわねぇ」
そう、これはすべて厨二令嬢の戯れ。
今日も壮大に、何も始まらない。
――そう、彼女の中だけでは。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 12:59:19
9500文字
会話率:38%
其の姿は脳裏に刻まれた死の残骸。
この物語には心霊、超常現象の類はありません。救い。希望。メルヘン。ファンタジー。その様な要素も存在しません。現実に起こり得る可能性がある、そんな事柄を主としています。
人によっては不快感、嫌悪感
を抱くであろう表現が多々あると思います。
其れを御了承の上、お読み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 19:34:25
73587文字
会話率:34%
時は3200年。
地球温暖化の影響により、地表の温度は急上昇。
人類は地下へ逃げ込み、なんとか生きながらえていた。
そこでは人道的ではない政治が行われており、
不安が募った住民が、描き始めた日記のお話。
最終更新:2018-08-15 22:00:00
2871文字
会話率:0%
アメリカに引っ越して5年になる私ですが、人種差別問題を耳にすることがよくあります。では、日本ではどうなんでしょうか?あまり聞きませんよね…?海外の人が日本に訪れやすくなった今、人種差別問題は日本で起こり得る可能性があると思います。そんな事を
ちょこっと書きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-03 10:00:00
1806文字
会話率:0%
研究者たちがつくり出してしまった。世界を変えてしまうものそれは、何のためにつくられ、人類にどのような影響を及ぼすのか?それをどのように対処するのか?それは、研究者の手にたくされた。現代でも起こり得る可能性のあるSFストリー
世界は、どのようになる?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-23 20:46:50
4198文字
会話率:0%
すぐ先に起こり得る可能性。
それは、ケンイチ、オルコ、アーヴィン、三人の視点から語られる。
そこにある雲とは、もう二度と、出会えない。ひとつとして同じ形はないのだから。それは人生も然(しか)り。
人類が起こした悲劇が、個人の何を奪ってしま
うのか。
そして、絶望の先で、何を見、何を得るのか。
対岸の火事ではすませられない近未来。これはひとつの可能性。
だけど、目を、逸(そ)らしてはいけない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-16 23:36:13
11223文字
会話率:25%