前世の記憶を持つ主人公、ジューダス。
ジューダスはこの世界は乙女ゲームの中であり、自身がモブであることも理解していた。
願わくば主要キャラを間近で見たいと内心羨望していたが、ジューダスには孤児院の年長者という立場があった。下の子を守
る義務がある。
とある日、ジューダスがいつも通りギルドで依頼を物色していると受付の男から貴族令息の護衛を紹介される。──が、これが間違いだった。
「──お前は僕の代わりに死ね!」
「こんっの、クソガキが……ッ」
底見えぬ洞穴。ジューダスは出会う。
「……ラスボスじゃねえか」
乙女ゲームのラスボスとして君臨する少女、ニーナ・ヘルセンブルクと。このまま放置すれば平和の崩壊待ったなし。ジューダスは思慮を巡らせ、ニーナを懐柔することに決めた──。
※王道ファンタジーにヤンデレを詰め込んだ筆者の妄想垂れ流し。ハーレム展開はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 12:26:39
2054文字
会話率:38%