友人の愚痴を聞かされていた。
友人はとてもヘタクソに詰将棋していた(意味深)
耳が遠い振りをして、逃げ回る彼をいい加減捕まえたい(意味深)という。
そんな友人の企みは、周りから見たら、
「あらっ? 可愛らしい(笑)」程度の許容できる邪悪さ
。
別に百合でもないし、友人が好きな彼にわたしは興味がある訳でもない。
恋に恋するかのようなその様子は、眩しくはあるが、何とも――
わたしは心の奥底で嘯いているのかもしれない。
友人の幸福の味は、わたしにとっては――何味なのだろう、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 08:20:33
2506文字
会話率:57%
四季折々の風景と将棋の駒を奉る神社を背景に、落ちこぼれの青年と神職の娘の二人が織りなす、美しい恋の物語。
最終更新:2022-04-30 18:19:07
101314文字
会話率:39%
詰将棋小学生低学年の部で敵無しだった望は、小学生で詰将棋のプロになることを夢見ていた。
しかし高学年になったのを境にまったく勝てなくなってしまったことから、将棋と名の付く物からはすっかり離れてしまっていた。
それから数年後、小学生最後の年
を迎えた望は将棋の道を諦めきれずに再び将棋の道へと戻ることとなる。
カクヨムでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-13 20:00:00
5439文字
会話率:36%
将太は「ふざけるな」と思いながら読んでいた本を閉じた。
少し落ち着いてからもう一度同じ頁を開くと、そこにはやっぱり『十回唱えて下さい』と書いてある。何も確認せずに終わりにはしたくない。
好奇心は人並みにある、周りには誰もいない。
騙
されたと思って試してみよう、将太はその言葉を唱えた。
そして本を閉じて表紙をめくると、特に何も変わった所はない。
開いた頁を見ながらもう一度その言葉を唱え始めて途中でふと気づいた、十回唱える必要なんて無かった事に。
「あ、分かったかも」
思わず呟きながら右の頁、表紙の裏に書いてあるそれを見ながら考え込む。
そして左側の一頁目を見て「もしかしたら」と思いながら頁をめくる。
「やっぱり」
将太は夢中で頁をめくり続けた。
十回クイズの答えが問題なのか、そう思って本を閉じた。
その本の表紙に書かれていたのは・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-20 06:00:00
4634文字
会話率:22%
早投げだった私が徹底して粘るようになった理由です
稚拙な文です
最終更新:2016-10-27 21:54:09
1067文字
会話率:12%