昔書いた詩の一つです。
最終更新:2017-04-25 13:17:42
270文字
会話率:0%
世界は文字(ルーン)に支えられている。人々の行く末は、白い老人が見守っている。
『聖書封印の呪い』によってルーンが描けなくなった青年、ジェンド。彼は呪いのため職に就けないだけでなく、「人として異常」という目で見られていた。現状を打破し、呪い
があっても身を立てられることを証明するため、彼は日々荒事をこなしている。
ジェンドを支えているのは、幼馴染みの少女ルテル。彼女は類い希な才能と多くの紋章術を持ちながら、部屋に引きこもって呪いの研究を続けている。
そんな二人の日常は、大司教の生誕を祝うパレードを境に徐々に崩れていく。
これは、奪われたものを取り戻すため、一振りの神剣と自分自身を信じて抗い続ける青年と、彼を取り巻く少女たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-23 19:28:24
49859文字
会話率:35%