ーー僕は普通に生きてきた筈だ。だのに何故こうなった……?
三度の死を経験し、四度目の人生では平穏に生きたいと思ったアディ。しかしこの世界の神子様の想い人と勘違いされ更にはドSな悪魔に惚れられ付き纏われるという現実。おまけに変な能力持ち。
神様、僕は貴方に何かしたんですか。平和で普通な人生を送りたいです。
普通に生きたいけどやっぱり普通じゃないツッコミ気質ありの主人公が、異世界で周囲の者達と織りなすドタバタラブコメディー……にする予定。
※世界観わりとふわっとしてます。なんでも許せるご都合主義向け。
文字数は一話ごとに1000〜5000程度。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 00:00:00
152972文字
会話率:35%
先代国王の弟が謀反を起こし、先代国王の実子である瑠庵が即位して早十年。
落ち付きつつあるが問題が山積みの冠竜国は飢饉で多くの国民が喘いでいる状況。
先王の弟の娘で瑠庵の従兄弟に当たる姫の藤李は瑠庵の『使える人材は使い潰す』という精神から宮
中で最も多忙と言われる戸部で小間使いとして働いていた。しかも相手は呪われているという噂のある白真誠。
この尚書、金持ち貴族で見目麗しく有能だが何て言っても口が悪い。口を開けばすかさず飛んで来る嫌味の雨に辟易しながらも懸命に働く藤李だがある日、突然瑠庵に呼び出された藤李は今までおざなりにしていた神獣の住まうとされる聖域の調査を命じられる。
聖域の調査には巫女の血を引く王族でなければならないと言われ、渋々了承する藤李。しかし右も左も分からず頭を抱えるが、春の宴で怪しげな男達の会話を耳にして―――?
「このクソ忙しい時期にですか?」
ただでさえ忙しくて、おまけに頻繁に見る意味深な夢のせいで寝不足なんですけど。
尚書は呪われてる?
「私も呪われるみたいですけどね?」
私にもありますよ、呪印。
訳アリ男装姫と口の悪い美貌の尚書、二人の持つ呪印の意味とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-04 20:20:07
149243文字
会話率:32%