すべては異世界転移という使命のため。厳しい訓練をこなしながらも、不自由のない日々を過ごす青年がいた。
十五の歳、意味もわからぬまま隔離され、監視された。彼を救ったのは一人の男。
裏切りと逃避行の果てに行きついたのは、祖先が降り立った山
奥の廃村だった。
ひとつの物語が終わりを向かえ、そして新たな物語が始まろうとしていた。
そこから先、もう行く道を照らす光はない。全ての人々の願いにより、青年は約束の大地にて目覚める。
なにが正しくて、なにが間違いなのか。
正義はどこにあり、悪はどこにあったのか。
選択を繰り返し、いつか答えを。
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この作品はふんばり屋助六名義で、カクヨムにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-25 03:02:20
172478文字
会話率:42%