マリーアンヌは前世の記憶持ちの御年五歳の公爵家ご令嬢である。前世では神様の過失により死ぬことになったので、条件を付けて転生を果たしたのだ。それなのに、条件としたことと微妙に違う世界へと転生させられたみたいだった。それでも、神様にもらった“動
物の言葉がわかること”という能力を使って、この地を住みよくして見せるわ。……住みよくできるわよね? ところでここって、乙女ゲームのヒロイン(だと思った少女)がやらかした後の世界なのかしら? どうもわからないのよね。と、マリーアンヌは悩んだり考えたりしながら、今日も我が道をゆくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-04 18:00:00
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会話率:39%