平民で炎魔法の適性しかない俺は努力して学園に通いつつ、焼却炉のゴミを炎魔法で燃やし尽くすバイトをしていた。みんなに【焼却炉の魔術師】とバカにされつつ毎日まじめに仕事をこなして居たら、ある日同じ学園に通う【氷結姫】が焼却炉にやってきた。美人の
第五王女だが、話してもあまり反応が帰ってこないので、近寄りにくい存在だ。氷結姫は俺の焼却炉の作業を後ろから毎日見に来るようになる。やりにくいんですけど。ある時、「全力で炎魔法を使ってみて。私は全力で氷魔法で消す」という唐突な姫の発言で、毎日俺と氷結姫の意地の張り合いが続く。
その様子は王の耳にも入り俺は「姫の魔力に打ち勝つとは!」「姫が心を開いただと!」「4つの焼却炉すべてのゴミを1日で焼き尽くしただと!」と俺の評価が上がり、貴族として正式に【焼却炉の魔術師】認定を受ける。俺はどうやら氷結姫と結婚する未来が決まっているようです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-07 19:35:21
4529文字
会話率:36%
親バカな王の一人娘エリザベス。
危険があるかもしれないと、娘を外にだす事を渋る父に、彼女は『外に出してくれないのなら自力で外に出れば良い』と脱走を計画、実行する。
果たしてエリザベスは城の外に出ることはできるのか!?
最終更新:2016-03-16 18:26:44
5333文字
会話率:21%