この世界を見守りし神々。
その神々を奉りし神殿に、誰もが12歳になった日、祈りを捧げ1つの〈能力《スキル》〉を授かる。
ただ、それは神々の気まぐれか、祈りを捧げた者が望んだスキルとは限らない。
この世界に現れる魔物を倒すべく、戦闘
に関するスキルを望む者が、それに見合ったスキルを貰う事もなく。
また、剣や盾、生活に必要な道具を作る代々鍛冶師を営む一族であっても、鍛冶のスキルに恵まれない事もある。
この話は、今回、12歳となり祈りを捧げた少年、少女……主人公達が望んだスキルではなく、今までにない特殊《ユニーク》なスキルを授かり、めぐり合い、生きていく話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-21 12:00:00
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会話率:32%