『英雄』と呼ばれた冒険者の両親を持ち、人並み外れた魔力を生まれながらに持ち合わせながらもソレを『魔術』と言う形で発現する事が出来ずに『無能』と呼ばれて虐げられて来た主人公の少年・シェイド。
彼は、両親の出身校であり、自身も通っている冒険者
養成学校の課外授業の一環で訪れた森の中で、自身を虐げている者に囮にされて凶悪な魔物の前に置き去りにされてしまう。
受けた怪我が訴える激痛や出血によって混濁と覚醒を繰り返す意識の中で己の理不尽に対する怨嗟の叫びを挙げた彼は、致命の一撃が自らへと振り下ろされたその瞬間に真っ白で見たことも無い空間へと意識を飛ばし、そこで軋みを挙げる鎖によって封じられた『扉』を目にする。
「……僕は、俺は!もう、誰かに良い様に使われる事も、虐げられる事もうんざりだ!
俺は、俺の生きたい様に生きてやる!だから、だから!!
だから、お前が俺の『力』だって言うのなら、黙って俺に従え!俺が、俺としてこの世界で生きて行く為に!!」
……そして、少年は得た力で、取り戻した力にて世界へと反逆の産声を挙げ、目の前に立ち塞がる全てを薙ぎ払って行く。
これは、勇者が世界を救う様な、優しい物語ではない。
これは、それまで虐げられて来た『反逆者』が全てを蹴散らし、薙ぎ払い、踏み潰して進んで行く物語だ。
※序盤は暗く重い説明回が続きますので、ある程度読み進めてから判断して頂けると有難いですm(_ _)m
※主人公が無双し始めるには少々時間が掛かりますが仕様ですのでご勘弁をm(_ _)m
※タイトルは仮ですので、もっと良さそうなのが浮かんだら変更する可能性が高いです
ご了承下さいませm(_ _)m
※毎日12時更新の予定です
取り敢えず続けられるだけ続けるつもりなのでよろしくお願いしますm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 00:00:29
940542文字
会話率:25%
中学1年のある日僕は彼女と出会った。そして僕等は親友になった。ちょっと強引な彼女だけどそんな彼女を通じて僕の世界は変わっていった。と同時に惹かれていった。
しかし、ある時それは起きた。突然彼女から僕の姿が見えなくなってしまった。運命の悪戯か
何かの罰なのか。そんな状況に僕と彼女は耐えられなくなり全てを忘れることに。
それから数年。高校生になった僕等は再び繋がりを持つ事となる…この出会いは、どんな結末になるのだろう…僕にはわからない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-17 02:00:43
9424文字
会話率:45%
一年に及ぶ闘病生活の末、高校三年生だった渡礼央は幼馴染の少女を残して息を引き取る。
その後、彼は記憶を無くし異世界の村でレオンとして新たな生を受けるも、彼が十二歳となったある日、村へと進行している魔物の大群が発見された。
国はその討
伐のために召喚された勇者を向かわせたが、後にその勇者の身勝手な行動によって村は滅ぼされてしまう。
それを目撃したレオンは勇者への復讐を決意するが、同時に体に異変が起こり、更には前世の記憶を取り戻して……?
♢初投稿です。取り敢えず完結を目指して自由に書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-27 21:30:02
118666文字
会話率:27%
宮瀬 真琴は大型トラックに轢かれて呆気なく生涯に幕を閉じた。そんな彼は3年もの間、幽霊となって現世でセクハラライフを楽しんでいた。瞬間移動やすり抜けを習得したベテラン幽霊。しかし、3年目にして幽霊ライフも飽きてきた頃、成仏を志願し寺へ向かう
のだが謎の眩暈に襲われ、意識を失ってしまう。が、目が覚めた先は異世界。モンスターもいればダンジョンもある、魔王だっているし、魔法もある。そんな何でもありな世界でも、やはり幽霊は幽霊で、目には見えないようです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-01 21:40:53
12625文字
会話率:13%