銀髪の美女スピーシャは、父親を亡くし、肉親は妹のミーシャだけになった。
ミーシャは、父を亡くして以来ずっと沈んだ様子であり、スピーシャは心を痛めていた。
そんなある日、1人の男が姉妹に告げた。
ミーシャには、良くないものが取り憑い
ている、と。
不安に駆られたスピーシャは、呼び出しに応じて、ミーシャを連れて聖堂へと向かった。
そこで、スピーシャは恐るべき事実を知る。
実は、ミーシャの魂は、魔物によって食われようとしていたのだ。
これは、大切な妹を取り戻すために、この世の地獄へと身を堕とした女性の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 19:15:56
149374文字
会話率:39%
薄幸の美女、幸は手術室で目覚めて記憶を辿る
最終更新:2019-08-22 21:27:20
2358文字
会話率:5%
貴族の娘として傅かれる人生に飽き飽きとしていたティアリスは、皇帝の後宮に入ることが決まった時にあることを思いつく。
……それは。
「悪役令嬢を演じるということ」
皇帝の前では猫を被り、皇后候補の妃をとことん虐める。こちらの思惑
がばれないか、だけが問題だが演技力でティアリスの右に出る者はいない。
遡ると彼女の前世。ティアリスは女優であった。
不慮の事故により若くして命を落とした、薄幸の美女として現代にも語り継がれている。
18歳の時に前世の記憶を思い出したティアリスは、前世の自分の演技力をも手に入れたのだ。
満たされたティアリスは後宮での悪役ライフを楽しむ……かと思いきや。
「どうやら俺は本気でお前のことを好きになってしまったらしい」
「ティアリス様……わたくしは貴方様が皇后となるよう、後押しいたしますわ!」
「僕、お母様よりティアリス様の方が好き!だって、お優しいもの!」
人生そう、甘くない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-23 18:23:32
8696文字
会話率:34%
ー前世の記憶なんて、無い方がいいわよ。私は知りたくなんてなかった。こんな悲しい気持ちー
ー'過去'なんて、どうでも、良いよ。今の君に出会えた。それが嬉しいからー
これは何の因果か、前世の自分が生きた世界へ稀人という名の奇跡製造器として、
親友の小百合と共に喚ばれてしまった現代の女子高生マリアの周りで起きてゆく様々な出来事の物語。
マリアが出会った'彼女'と`彼 '。
笹川マリアの前世は薄幸の美女だった。
しかし、現世は今時な女子高生。
今、前世の因縁が現世のマリアを振り回す。
そして、前世のあの時、選ばなかった選択肢が今、現代のマリアの前に現れる。
ー私はアナタに、会いたかったー
ーオレを見ろ!!ー
この作品は「転生、その先で愛を乞われたら」の改訂版です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-15 12:00:00
60819文字
会話率:26%
ややずれた性格をした若手弁護士の鷹志田陽法は、依頼されて奥多摩にある宇留部という旧家へ法律相談に向かう。本来ならば、なんでもないごく普通の案件のはずであった。だが、鷹志田をそこで待ち受けていたものは、恐ろしく邪悪で人殺しの悪霊であった……。
「アルファポリス第8回ホラー小説大賞」最終候補作。「カクヨム」にても同時公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-29 12:00:00
110825文字
会話率:29%
ぞっとする異貌の持ち主、片桐弥一郎は、辻斬りを仕留めてついた異名「鬼の腕」を持つ凄腕。辻斬りの一件をきっかけに妓楼に出入りし、集まる風聞を利用し懐を肥やす悪徳役人となっていく。
膂力、権力を誇る弥一郎だったが、無残な死をとげる。が、下手人
を逃がそうとした彼に、死神にならないか、と勧誘が来る…。
気がかりを残し死んだため、地上に戻る条件で死神になる。
気がかりとは、異貌に恐れも嫌悪も示さず、凛として彼に接する、薄幸の美女、お雪のこと。彼女だけが頑なな弥一郎の心をとかし、弥一郎も恋心をお雪に深く抱く。行き違いがあったものの、お雪の大胆な機転でわだかまりがとけ、二人は結ばれる。
が、その幸せもつかの間で、弥一郎は凶刃に倒れる。
戻った彼が見たのは、地回りに絡まれたお雪。弥一郎は、わずかに触れただけで具合を悪くさせる死神の力で、地回りを追い払う。お雪は彼のあとを追って死ぬつもりだった。死にたがっている者は死神を見られ、お雪も例外ではないが、弥一郎が地上にいる時間は限られている。彼を見られなくなったら、すぐ命を絶とうとするお雪の決心に、お雪に幸せになってもらいたい彼は頭を抱える。地回りからの攻撃をかわしつつ、死にたがる恋人を抱えながら、新米死神の弥一郎の奮闘がはじまる!
自分のブログ「Katsura日和」:http://ameblo.jp/jecris/に連載していました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-16 14:55:27
53187文字
会話率:41%