【イントロダクション】
混沌すらも無効化してしまうこの世界は、すでに終わっていた。
2098年首都圏のある副都心で少女は一人孤独に生きていた。「一人」というのは書いて字のごとく。人間は、ほぼ100%が突如として消滅したのだった。
電脳シ
ステムのおかげで、人間がいなくとも人間が生きていけるような環境が保たれていた。人がいない列車に無意味な照明に冷暖房。まるで、人がいるのに見えないかのような...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-23 19:12:26
3216文字
会話率:34%
「世界は、魔法少女によって終末へ進んでいた」
電脳が当たり前となった未来の世界。 かつてマルウェアと呼ばれていたプログラムは、具現化し電脳を持つ者に牙をむいた。それに抗うために誕生した「魔法少女」。 彼女らによって世界は平和になったと誰も
が思っていた。
思って...いた。
現実には、魔法少女によって世界は「終末」へ着々と進んでいた。
それをあるきっかけで知った主人公は終末へ抗うために行動する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-03 14:55:52
203文字
会話率:0%
終わりを迎えそうになりながらも 新技術「コーリング」によって日常を取り戻しつつあるこの世界で、ある事件が起こった。
―魔法少女 コーリングを破壊―
この事件は、僕らの日常を守るコーリングを破壊したということで魔法科学省は、魔法少女を捕獲
する計画が始動した。
主人公 葉波みなとは高校生だ。 魔法を認知する能力をもつ葉波は、魔法科学省に強制的に所属することになっている。そのために魔法少女を捕らえるという日々を過ごしていた。
だが、ある日 魔法少女である 凪葉凛 が葉波みなとに「本当のことを教える」といって”本当の世界”へ連れていく。
そこで葉波みなとが見たのは、荒廃した世界そのものだった。
これは、魔法少女と 魔法を認知する能力を持つ葉波みなとの記録だ。 そして、本当のことを知らないことが恐ろしいということを体感する物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-16 14:33:37
7136文字
会話率:34%