ある時道にぽとりと落ちたあの花。
あの光景が、眼前一杯に広がればそれはとても美しいでしょう。そう思ったのがきっかけでした。
でも……やはりあの場所で咲いていた椿が最も美しい。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳
御座いません。
注意事項2
バッドエンドでは無いのかも知れません。
でも後味が何となく悪い。そんな幻想奇譚です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-21 13:05:31
860文字
会話率:0%
戦国の世を生きた忍は、記憶を所持したまま未来へと転生し、死した後に再び転生をする。
まさかのファンタジー世界に生まれ変わった元忍の奮闘記
異種族恋愛を一応目指して見切り発車。
この作品はpixivにも掲載しています。
最終更新:2018-10-11 05:08:09
3741文字
会話率:28%
トンデモ時代劇! ビームの代わりに怪異譚を使用する幕末BASARAみたいなカンジ!
人殺しを怪異譚に変える、吉田敏麿の郎党たち。
かしらの千鶴がめぐらす策は、京のみやこをからめとる。
天性の魔性にして女装の兄と、天才の人斬りにして阿
呆の妹。
幕末。維新志士たちの闇夜の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-05 06:00:00
63383文字
会話率:57%
落ち椿を愛でるのが好きだ。花ごと落ちる風情がいい。
そんな変わった趣味を持つ私に、いつも付き合ってくれるのは近所に住む瞬兄(しゅんにい)。
「ねえ、椿って樹から逃げたくて落ちるのかな」
――やがて私たちに変化がやってくる。別れという名
の変化が――
*九藤朋様(http://mypage.syosetu.com/476884/)のイラストをお題にして書かせていただきました。
作中の挿絵は、九藤様の作品「コトノハ薬局」(http://ncode.syosetu.com/n1862cs/)の挿絵から許可を得て借用しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-17 22:52:44
11152文字
会話率:32%
真の世界の形状は球ではなく立方体であった。
"面"の総数は六つ。
「白世」「夢世」「暗世」「明世」「禁世」「審世」
其々がお互いを認め合い、支え合う事で"世界"の均衡は保たれていた。
だがしかし、時間
の流れによってとある世界が急激な発展を果たす。
主に人間で形成された「白世」であった。
「白世」は発展によって得た力で空間の境界線を捻じ曲げ、隣接する面へ侵入しようとする。だが、そんな事をすれば世界の均衡が崩れる事は明白。
そんな時、"世界"を創造した三相一体の女神の一人、ヘーベーが"世界"を縮小した様な形状の特殊なキューブに一つの魂を詰め込む。そして其を審世に埋め、全ての白世人から真の世界の記憶を消し去った。
それから幾年もの月日が過ぎたある時。
白世で数人のヒトが消え、面の中はそのざわめきに満ちた。
「目の前でいきなり人が消えた」
「子供が居ない」
その事件は"白世の中の全世界"で起きていた。
そして、とある青年の祖父もその事件の被害者の一人であった。
青年の名は朔波夕。眼前で親愛なる祖父を失い、暫く自室に閉じ篭ってしまう。
しかし、久々に登校した学校で様々な慰めの言葉を受ける中、友人の一人に重い一撃を食らい、其れに加えて掛けられた言葉に我に返る。
その後、様々な方法で事件の真相を探り続けて二年の月日が経ったある日。17歳になった朔波はネットでの検索で去年失踪した人が帰って来たというタイトルに目を奪われ、その記事を血眼になって読んだ。そして、其れで得た情報から青年はとある古書堂で「スブルスパティウム」の事について書かれた本を見つけ、読み始める。
硬く分厚い表紙を捲った次の瞬間だった。
朔波は鮮血に塗れた姿で、行き交う群衆の中に一人、佇んでいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-03 12:45:34
3091文字
会話率:6%
pixivにも投稿したものを、ためしにこちらにもあげてみます。
落ち椿のこと。
キーワード:
最終更新:2013-05-26 04:45:26
731文字
会話率:61%