両手は血に濡れている。服には鮮血がべっとり付いている。床では赤い液体がまだらに模様を描き、世界全体が朱に染まる。
観客のために私は舞う。全てを赤く染めるように
あの時はだた、それしか
novelistに投稿したものを転載。
最終更新:2015-08-07 22:19:36
1614文字
会話率:44%
リンドラーンの騎士団を率いる護国の騎士。セシル騎士団長。
それが俺の上司だ。
五年前、リンドラーンは隣国の侵攻を受け、危機的な状況にあった。そんなとき現れたのが、団長だった。
小国リンドラーンを守る騎士団。それを率いる自由な騎士団長と苦労
性な副官の出会いと日常の物語。
novelistに投稿したものを転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-04 20:54:03
10210文字
会話率:51%