人斬りの剣客を自称する悪霊・無迅に啓蒙されて、別の世界の日本らしい地を旅したリオ少年。
この異なる日の本の首都たる天丘という地にて、
悪霊・無迅とそれの宿っていた妖刀・澄水、そして右手までを失った。
一度は喪失を味わったリオは二代
目無迅を名乗り、
失った右腕を謎の霊薬にて取り戻し、今度は澄水を直すべく八天将の弟子・緋天と歩む。
八天将・蒼莱と合流した一行は十矢という町を訪れる。
「僕は二代目人斬り無迅。
天下にその名を轟かし、泣く子ははしゃぎ、悪党は小便ちびって腰をつく、天下無双の大剣客、二代目無迅の名は――誇りだ」
舞台は江戸時代っぽい、日の本っぽい世界。
歴史考証はさほど重要視しちゃいません。
人斬り無迅シリーズ
『人斬り無迅と悪夢を見る少年』 https://ncode.syosetu.com/n3677ga/
『人斬り無迅と妖刀シャガ』 https://ncode.syosetu.com/n8378gs/
『人斬り無迅と三途の使徒』 https://ncode.syosetu.com/n3947hg/
『人斬り無迅と神秘の赤花』 https://ncode.syosetu.com/n5066hp/
上記の続きものなので先に読まないと分からないところも多いかと。
キーワードで察してください。
ゆるい雰囲気で書きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 19:00:00
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会話率:56%