―――広い大陸の北に構える大国「フィーリウス・デイー」
大きな戦闘力と、豊富な資源を持ち、
さまざまな国を吸収してきたその軍事大国の王座に、
それはそれは長い間座り続ける一族が居た。
王の統治する繁栄の時代。
王は民に親しまれ、敬愛され
ていたが
ある時、反乱は起こった。
これはそんな中、
国に追われ、民に蔑まれ、絶望を手にしたまま
反乱の真意を知るべく翻弄した、
それはそれは美しく、それはそれは悲しい
笑顔を失った少女の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-25 00:00:00
7332文字
会話率:33%