平成の大学生、木下健一は事故の影響で江戸時代末期に飛ばされる。しかしそれは刻の意思による物で、僅かに生じた歪を修正するという使命をもたらされていた。坂本龍馬と出会い、岡田以蔵の名を使い、激動の時代を生き抜く中で、あの新撰組と出会う。土方・沖
田らと共に回天の時代を潜り抜け、友となった龍馬の暗殺も体験するが、歪みは正せた…筈だった。しかし、何故か彼は戊辰戦争へと身を投じて行く。歪みを正せた筈の健一が、何故戊辰戦争へと身を置き続け、そんな彼に刻は何を見せるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-09 20:20:58
335199文字
会話率:52%