平成二十九年六月十六日、金曜日。ぼくは一匹の白い子猫を拾いました。小さくて、顔はくしゃくしゃで、お世辞にも可愛いとは言えないねこさんを、今までねこを飼ったことがない、ねこ素人のぼくが拾ったはいいけれど、スピリチュアルの能力に長けた友人からは
「こいつ、生きることを諦めているからさ」と言われ、なんとしても命を繋げなければと奮闘するも、その道のりはあまりにも山あり、谷ありで……
生きることを諦めたねこさんと、ぼくと同居犬ひなさん、スピリチュアルな友人ハットリを交えた笑いと涙の物語。
ひとつの命を拾うこと、それを一緒に考えてみませんか?
※猫風邪をこじらせ、肺炎で入院し、生きるか、死ぬか。そんな子猫の闘病生活を描いています。
※違うタイトルで他サイトにも掲載しています。
※完結まで毎日朝六時更新予定。
※拾った当時からの日替わり写真と自作漫画も掲載中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-29 18:00:00
113475文字
会話率:26%