ハグル王国の工作員クロエ(後のビクトリア)は、とあることがきっかけで「もうここで働き続ける理由がない」と判断した。
そこで、事故と自死のどちらにもとれるような細工をして組織から姿を消す。
その後、二つ先のアシュベリー王国へ入国してビクト
リアと名を変え、普通の人として人生をやり直すことにした。
ところが入国初日に捨て子をやむなく保護。保護する過程で第二騎士団の団長と出会い好意を持たれたような気がするが、組織から逃げてきた元工作員としては国家に忠誠を誓う騎士には深入りできない、と用心する。
ビクトリアは工作員時代に培った知識と技術、才能を活用して自分と少女を守りながら平凡な市民生活を送ろうとするのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-02 13:20:17
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