能力は低い。特技もない。頼れるのは、ただひとつの固有スキル「万能記憶」だけ。しかし、力がものをいう世界でいくらテストで点が取れてもしょうがない……。これ、完全に詰みだ……。そんな無能の、スカッとする(はずの)逆転ファンタジー。なお、設定がガ
バガバなので途中変更を加える可能性大。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-29 18:00:00
9401文字
会話率:39%
父のような偉大なボディガードに憧れ、ボディガード訓練学校『明堂学園』に通う「白鳥一斗」は、運動能力最低、動体視力皆無、実技試験成績「F」の退学寸前の落ちこぼれであった。
白鳥は学費を賄うために、喧嘩だけは得意であった「黒澤」と共にフリー
のボディガード『フリキュア』を名乗り活動をはじめる。
そこに一人の素性不明の美しい金髪を持つ少女の依頼が来た。「ゲームセンター……連れてってほしいんだけど」
彼女が依頼料を支払おうとしたその時、白鳥はある異変に気付く。仰々しい黒のクレジットカードに刻まれていたのは「KUJYOU」の文字。少女は日本有数の大財閥、『九条家』のお嬢様だった!
ひょんなことから彼女に気に入られてしまった白鳥は、彼女専属の『電卓係』として雇われることになる。
「ちょっ、ボディガードじゃなくて電卓係ってなんすか!?」
※某女児向けアニメとは一切関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-24 11:50:15
40771文字
会話率:31%