名探偵 羽黒祐介は、安楽椅子探偵でもある。今回は、真夏の夜のダイイングメッセージの謎。テーブルに突っ伏して変死を遂げた被害者。被害者の右手の人差し指には血がついていて、木製のテーブルの裏には血文字が残されていた。それはなんと「ルート1」のダ
イイングメッセージなのであった。この謎が解けるか。問題編と解決編の二話構成。名探偵 羽黒祐介シリーズの短編本格ミステリー小説。※この作品からお読みいただいて構いません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 20:43:02
4372文字
会話率:57%
可憐な女子大学生の胡麻楓は、仏教民俗学の奇才、胡麻博士を父親に持つ美少女である。その楓がジャズ喫茶でウエイトレスをしている時、入店してきた青年に一目惚れの恋をした。彼は楓と同じ大学に通う学生のようだが……。補陀落山という神仏習合の霊山と大学
のある賑やかな街を舞台に、不可解な連続殺人が巻き起こる。密室殺人の謎。名探偵 羽黒祐介シリーズの長編ミステリー最新作!!※この作品からお読みいただいて何の支障もございません。是非お楽しみくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 07:10:56
290881文字
会話率:42%
全長九メートルの千手観音の磨崖仏を祀る群馬県の大本寺でふたつの「足跡のない殺人」が発生した。ひとり目は、ぬかるみの中で絞殺され、六条の溝が掘られており、それはまるで「千手観音」を彷彿とさせる外見だった。ふたり目は「空洞の大銀杏」の中に体を折
りたたまれて、体育座りの状態で、収納されていた。この謎に挑むのは、名探偵羽黒祐介、鬼警部根来、天正院大学の民俗学教授胡麻博士の三人だった。名探偵羽黒祐介シリーズの短編本格ミステリ小説。(約十話一週間以内に完結予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 17:28:23
32553文字
会話率:48%