裕福な両親に箱入り娘として育てられた、ひとりっ子の妻。わたしは彼女に手を引かれるように両親が新婚の娘に用意しただろう新居に入いり、男の子ふたりも授かり、幸せな25年を過ごしてきた。その両親が教えてくれた妻の少しばかりの奇行を除けば、絵に描
いたような幸せな人生が続くはずだった・・・・
読み終わったあとに、「鶴の恩返し」や「羽衣天女」の男と同じような幸せだった時間を抱きしめる空虚感を味わっていただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-24 05:40:23
9477文字
会話率:19%
私は長年片思いしていた親友(♀)の結婚式で友人代表のあいさつをし、大いにヤケ酒をくらった夜、怪しい占い師に出会った。
占い師にもらったのは不思議な羽衣。
この羽衣を着て眠ると、満月の夜に決まって夢を見る。
夢の中の幻想的な夜の温泉で出会っ
た、猫みたいなかわいらしい女の子サヨ。
私はいつしか夢の中のサヨに惹かれた。
だけど、あるとき異変が。
羽衣が見つからない!
羽衣が見つからないと夢から覚めない。
えっ、もしかして、ここって違う世界!?
別の世界で出会っちゃった。そんな百合。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-12 06:00:00
25792文字
会話率:34%
山で独り暮らす若者日生(にっせい)は、ある日、虹色に輝く衣を偶然見つけ……。
「羽衣天女」伝説の翻案です。
*劇中の歌詞は全て中国歌謡「在那遥遠的地方」の意訳です。
*花ゆきさんとナツさん主催の「童話パロ企画」の参加作品です。
*他サイ
トとの重複投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-19 09:51:36
14933文字
会話率:38%