高校2年生の時宮悟はある親戚のことで頭を悩ませていた。
その親戚の名は同級生の風倉進。
わけあって時宮家に居候している。
彼の何が問題かというとその高スペックにある。
素脳明晰、スポーツ万能に加えてルックスも完璧。
おまけに天然の女誑しな性
格と所動作によって進はモテモテであった。
それだけならまだ良い。
問題なのは進の言動。
誑しな進によって悟の恋心は常に刺激される。
だが、その想いに従うと悟の学園生活は終わる。
悟はこう叫びたかった。
「頼むからボクに近付かないでくれ!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-01 22:30:18
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