突如として人を襲う群体生物UMAヒトガタが出現。
遺伝子工学博士津田は難病の息子を救う為、政府の人間である澱木ミコトと手を組み人造人間ミニステルアリスの開発を行う。
ハイドラマグナと名付けられたヒトガタの持つ刺胞毒を無効化するアリスシリー
ズという切り札を持つ事で人類は脅威への対抗手段を持つことに成功。
……全てが順調に進むかのように見える中、背後では更に深い人類の欲望が蠢いていた。
ミニステルアリス誕生の裏に潜む黒い意志と陰謀。
父と母、息子と娘、それぞれの思惑。
悲しき狂気と願いの為の犠牲。
そして二重螺旋を織り上げる為のたったひとつの想い。
2世代に渡る伝記S Fホラー、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-03 22:00:00
133259文字
会話率:49%
ある日、別世界の神的存在から「黒」の能力を貰った青年、中野悟が、他の「色」を持つ能力者と接しながら能力者としての才能を開花させていく物語である。
この物語で登場する能力は全て、別世界の神的存在のコレクションである群体生物に由来する。
群
体生物というのは、同種の生物が何匹も集まりあい、一体となって生活する類の生物である。
日常成分多めになるかも
※カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 17:01:52
60261文字
会話率:39%
西暦二一七〇年、火星に群体生物アムニヴラスが襲来する。火星のタルシス高原通信基地局が、アムニヴラスに侵食され始める。アメリカのタルシス研究センター管制局の石橋は、エリン局長と共に火星の延命に尽力していた。
火星崩壊の前に捕獲したアムニヴ
ラスは、無人ロケットで地球に送られた。アムニヴラス本体も火星から離脱を始める。その際、一匹十センチの体長を持つアムニヴラスが集まり、一つの塊になった。その外見は隕石そのものだった。
隕石は宇宙に向けて飛び出した。行き先の方向は地球。しかし、隕石はワープですぐに地球付近に迫った。その際、規模の大きい隕石も三体増えていた。地球への到達は二週間後に縮まった。
地球ではパニックの最中、九万人を乗せた運搬船を飛び立たせる。逃げる先は近年発見された遠い彼方の惑星ライカ。運搬船が飛び立った後、地球は滅びた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-06 18:52:01
13031文字
会話率:30%