「ははっ、こいつは俺の女だ。あんたなんかが横に並ぶなんて無理無理。紺の心も身体も、全部俺のもんなんすよ。大人しく諦めてくださぁい」
俺の幼馴染である渕簾紺(かたすこん)に告白してきた気弱そうな男の先輩に向かって、寝取りチャラ男みたいなセリ
フを吐きかける俺。
ついでに、こいつが俺のものだって主張するみたいに、見せつけるみたいに、胸と尻を鷲掴みにしてやる。
その悪辣な行為に照れながらも俯くだけで拒否しない紺。
こうやって見せつけてやれば、大体の人は泣いて逃げていく。
......俺がそんなんやられたら病む自信あります。
ごめんなさい、みなさん......。俺はこの人にやらされてるだけなんです......。
それに俺とこの人は別に付き合ってないんです。
色々と、ごめんなさい......。
※少しセンシティブな内容がありますので、ご注意ください。
※小説家になろう様、カクヨム様で同時に投稿させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-14 09:00:00
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会話率:29%