八年前。美しき隣人。秘密の部屋。ひとつの殺人。罰を受ける男。そして、真実。
――私はここに、自らの罪の一切を書き記すことを決意して、筆を取った次第である。
ある男の、手記と現在。
※東京創元社、第十回(2013年)「ミステリーズ! 新人
賞」に応募した拙作を発掘。基本的には修正せずそのままの掲載となるため、いささか読みづらさがあるかもしれませんが、どうぞ供養にお付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-03 19:04:02
13287文字
会話率:22%
旧作。
シルベリア王国が白亜の王城。その外形の輝かしさとは正反対に、落ち着いた穏やかさを放つ玉座の間に、来訪者が訪れる。暗殺事件を解決し、その結果として王城にて保管されることとなった巨大魔石。それを見にきたと語る緑の精霊は、エルフの二人
の知り合いで――!? 王城を巻き込んで行われる、賑やかなる精霊たちの舞踏会と、彼らを狙ってやってきた魔物の大群。迎え撃つのは、美しき隣人たちの攻撃魔法であった――! 約三百年の時をへだて、この地を訪れた古きエルフが巻き起こす、鮮烈の魔法幻想譚。(了)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-25 22:50:19
28441文字
会話率:37%