数年前に配属された、千房鏡花という人物は、寡黙を絵に書いた様な人だった。
無駄口は一切叩かないで、ただ淡々と仕事を粉して行く。口を開く時には、上司から話を振られたときか、質問がある時だけ。
あー今日も終わらない。アナログからデジタルに移行
しようよぉ〜。
趣味だってデジタルなのに〜。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
鏡花、職場では大人しいから、ギャップが凄そうな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 18:04:54
1136文字
会話率:28%
小説家である「私」は困っていた。締切間近だというのに原稿は真っ白。アイデアを元に書いては消し書いては消しを繰り返し、一向に完成の見込みは立っていなかった。
その小説の登場人物、四壁明太郎(しへき・めいたろう)と天乃声子(あまの・せいこ)もま
た困っていた。作者が約千文字で原稿を消す、或いは書く手を止めてしまう度に、彼らの住む世界が消え、そして再び蘇るというループを繰り返していた。
この状況を打破するため、明太郎と声子は強硬手段に出る。エスパーであるという設定を悪用し、作者に対し協力を要請したのだ。行き詰まっていた「私」はそれを受ける。こうして、作者と登場人物が共謀してストーリーを強引に進めるという無茶苦茶な状況が成立した。
果たして彼らは作品を完成させ、世界を救う事が出来るのか?
いや、世界を救う事で、作品を完成させる事が出来るのか?
どちらが先で、どちらが後か。どちらが現実で、どちらが虚構か。
現実と虚構が入り混じりながら、千文字単位の攻防が幕を開ける。
---------過去のあらすじ---------
<x=1の時>
ある日ある時男は気付いた。この世界が滅亡することに。
なぜ滅びるのか?頭に響く謎の声は何か?そもそも自分は何者なのか?
分からない事だらけのまま滅びと再生を繰り返す世界。
分かっている事はただ一つ。あと"1000(x=1の時、1000*x=1000)文字"で世界が滅亡するという事のみ。
男と謎の声は足掻き始める。全ては世界の滅びを防ぐために。
果たして一人+αは世界の危機を防ぐ事が出来るのか、それとも世界は・・・?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-19 12:06:36
66176文字
会話率:43%
「なろうラジオ大賞」向けに書き下ろそうと思っていたのに締切間近になってしまい、急遽過去に書いたものを引っ張り出してきました。
沙漠と泥の海に挟まれた、小さな町にやってきた立派な体躯の男。そこに冒険の予感が……
最終更新:2019-07-31 23:50:17
1171文字
会話率:48%