『6月のオラシオン』最終話から3年後。
能登大地はマーレの生まれ変わりだと思われる少年の家に居候をしている。
マーレは自分が殺したようなもの。だから彼が幸せでいてくれるよう、それだけを見届けたい。
そう思っていた自分の存在自体が順風満帆に見
えた彼の人生に影をさすことだと知った矢先……彼は能登大地の前から姿を消してしまった。
そして月日は流れ。
彼の思惑を能登大地は知ることになる。
前作・6月のオラシオンを読まずに70%、
最終話を履修して頂いて80%、
内容を把握した上でなら120%楽しめます。
前作よりBL度合いは高いですが相変わらず手も握りませんので、BLらしさは求めないで下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-16 21:35:11
27681文字
会話率:24%